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自由な学部間履修と、ゼミナールを核とする少人数制教育は一橋の伝統です。「一橋大学での学び」についてご紹介します。
自由な学部間履修、ゼミナールを核とする少数精鋭教育
一橋大学では、学生はそれぞれが所属する学部(商学部、経済学部、法学部、社会学部、ソーシャル・データサイエンス学部)の開講科目だけでなく、所属学部以外の各学部の開講科目を自由に履修することができます※。例えば、商学部所属の学生が、自身の学修計画に従って経済学部開設の科目を履修することが可能です。
このような学部間履修の垣根が低いという特徴を活かして、経済学部と法学部では、双方の学部の専門領域をより効率的に修得するために、必要とされる最低要件を明確にした「経済学・法学副専攻プログラム」を設置するなどして、他学部の学問体系を修得することを奨励する試みが行われています。
また、学部教育の特色として、一橋大学の伝統であるゼミナールを核とする少数精鋭教育が挙げられます。一橋大学はゼミナールを教育の中心としてきた長い歴史を有し、必修であることと、平均7〜8人程度の少人数で行われているところが他大学とは異なる特色です。このゼミナール制度を軸として、学生が日々新たな発見と感動を得られるような教育を実践しています。
5年一貫教育
「ビジネスや調査・研究」の世界で役立つ理論的に考える能力と高度な分析能力を身に付ける
近年、グローバル化が急速に発展し、国が政策で、企業が戦略で、国境を越えて競い合う時代、一人ひとりに求められる専門性は飛躍的に高まっています。社会は高度な専門性と深い思考力を持った人材を必要としているのです。
このような現実を背景に一橋大学では、経営管理研究科(商学部)、社会学研究科で「5年一貫教育プログラム」、経済学研究科で「5年一貫教育システム」、法学研究科で「5年一貫教育プログラム(国際関係論・国際関係史)」を実施しています。これは選抜された学生が、学部3・4年次から学部科目のほかに大学院科目も先取りして履修することにより、学士号に加えて、通常より1年早く修士号も取得できる仕組みです。5年で修士課程まで終えるのは決して容易なことではありませんが、優れた能力と強い意志を持つ学生には大きな可能性と機会を提供しています。
学部紹介
社会科学とは何か、ゼミとは何か。5学部それぞれの概要とともに、各学部の授業からいくつかを紹介します。