キャリア支援室

キャリア支援室

一橋大学の卒業生の就職率は、2020年度96.9%、2021年度95.8%、2022年度96.3%と高い水準を保っており、就職先も大企業、有力企業がほとんどです。
就職活動において重要な位置を占める企業の説明会やセミナーは、2022年度に学内で開催された企業・官庁の説明会や一橋生限定として開催されているものを含め延べ約580社・団体が参加しています。多くの企業・団体の一橋生に対する採用意欲は高いので、就職のチャンスはとても多いと言えます。自分の将来の選択肢が広く持て、就職実績も高いのが一橋大学の魅力です。
このような恵まれた就職環境の背景には、長い歴史の中で高い評価を受けてきた本学の先輩の活躍があります。多くの先輩が採用時に評価され、入社後も社業に貢献する実績をあげ、その結果として重要な地位についてきたのです。
また、現在在籍している学生も、ゼミナールを核とする少数精鋭教育で鍛えられており、高い論理的思考力やコミュニケーション力は就職活動でも有効な武器となっています。

キャリア相談

企業等で勤務経験のあるキャリアアドバイザーが1対1で相談に応じています。 2022年度は延べ2,414名が「キャリア相談」を利用しました。
相談内容は、志望業界・企業の選び方、面接などの選考対策はもちろんのこと、留学と就職活動の両立 、進学か就職かという進路選択 、複数内定獲得時の選択など多岐にわたります 。
就職活動は、大学受験とは大きく異なる上、学生1人ひとりの状況や特性に合った方法が重要となります。本学では「キャリア相談」を通じて、学生が抱える疑問や課題に個別に対応し、納得できる就職先・進路先決定に向けて強力にバックアップしています。学生の主体性を大切にしながら、多様化する進路希望や変化の激しい就職環境に合わせて支援しています。

一橋大学キャリア・パートナーシップ・プロジェクト

企業と学生がよりよい就職マッチングを実現することを目的として、「学内会社説明会」「業界研究講座」「一橋卒業生との交流会」などの就職支援イベントや「企業人事担当者による就職活動対策講座」「就活継続学生スカウトプログラム」などの就職支援を大企業・優良企業約300社の協力を得て行っています。

学部別 2022年度卒業生進路状況

商学部(合計290人)

2021年度卒業生進路状況(商学部) 円グラフ

サービス業(コンサルティング業を含む)、銀行・証券/保険、製造業、情報・通信の割合が高いですが、昨年度と比較すると銀行・証券/保健、情報通信がやや減少しています。近年はコンサルティング業界への就職者が増加傾向にあります。

主な進路先
あずさ監査法人、楽天グループ、大和証券、アクセンチュア、みずほフィナンシャルグループ、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー、SMBC日興証券、KPMG税理士法人、アビームコンサルティング、富士通、丸紅、監査法人トーマツ、PwCあらた監査法人、三菱UFJ銀行、住友化学、PwCコンサルティング、日本製鉄、アマゾンジャパン、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、エヌ・ティ・ティ・データ

経済学部(合計275人)

2021年度卒業生進路状況(経済学部)円グラフ

銀行・証券/保険、サービス業(コンサルティング業を含む)、情報・通信、製造業の割合が多くなっています。商学部と同様に近年はコンサルティング業界への就職者が高い傾向にあります。

主な進路先
大和証券、明治安田生命保険、楽天グループ、PwCコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、三井住友信託銀行、みずほフィナンシャルグループ、野村證券、日本航空、博報堂、東京海上日動火災保険、東京都、三菱UFJ信託銀行、住友化学

法学部(合計178人)

2021年度卒業生進路状況(法学部)円グラフ

法科大学院へ2割強の学生が進学しています。就職者は、銀行・証券/保険、サービス業(コンサルティング業を含む)、製造業、の割合が高くなっています。また官公庁への就職者割合が他学部に比べて高くなっています。

主な進路先
東京都、三井住友信託銀行、国際協力銀行、楽天グループ、三井住友銀行、住友商事、三菱UFJ銀行、大和証券、警察庁、司法修習、電通、商工組合中央金庫、シンプレクス・ホールディングス、厚生労働省、日本製鉄、日本生命保険、クニエ、マッキンゼー・アンド・カンパニー、三菱UFJモルガン・スタンレー証券

社会学部(合計248人)

2021年度卒業生進路状況(社会学部)円グラフ

サービス業(コンサルティング業を含む)、情報・通信、製造業への就職者が多いですが、他学部と比べてマスコミや建設・不動産・運輸の割合も大きいのが特徴です。また、近年は官公庁への就職者も目立ちます。

主な進路先
楽天グループ、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、エヌ・ティ・ティ・データ、東京都、アクセンチュア、博報堂、日本放送協会、デロイトトーマツコンサルティング、国際協力銀行、明治安田生命保険、日鉄ソリューションズ、双日、リクルート、KDDI、JERA、野村不動産、古河電気工業、サントリーホールディングス、JFEスチール、すかいらーくホールディングス、三井住友銀行、味の素、三菱商事、野村総合研究所、三菱地所、ベイカレント・コンサルティング、首都高速道路

凡例

2023.5.1 現在

キャリア教育科目

キャリアマネジメント

キャリアを考えるということは、これからの人生を考えることでもあります。そしてそのキャリアは、実に多様です。この科目では、様々な講師をゲストにお迎えして、グローバル企業での活躍、ベンチャー企業等の立ち上げ、異業種への転職、育児と仕事の両立や働きながらの大学院生生活など、キャリアに関する多様なお話を伺うことで、キャリアとその可能性への理解を深めます。そして講師との対話やグループ討議等によって、自分自身の将来のありたい姿、そのためのキャリア設計を考える機会を提供することを目的としています。
人生の先輩から経験談を聞き、キャリアについて深く考える機会を大学生時代にもつことは大変重要です。充実した人生、そのためのキャリアとは自分にとっていかなるものか、各自が考えるきっかけとなることを期待しています。

インターンシップセミナー

学生の職業観を涵養することや、就職先選びの基準を見つけることを目的に、インターンシップへの理解を深めるためのセミナーを開催しています。
前半では、キャリアアドバイザーがインターンシップに臨むポイントや注意点等インターンシップに役立つ情報を解説します。後半では、複数業界の企業が、インターンシップに関する情報提供だけでなく、業界やビジネスの特徴・動向、本学出身者の活躍事例などを個別ブースにて紹介します。

就活サポーターズ

就職活動で内定を獲得した学⽣が⾃ら志願し、後輩たちに就職活動のポイントを伝えます。
多彩な就職活動を経験した内定者が「個別相談会」や自ら 企画する各種講座などを通じて、フレッシュで具体的な情報を伝えたり、進路を考えるうえで重要なヒントを後輩たちに提供しています。

4年生就活サポーターズ

就職総合ガイダンス

毎年、就職活動をはじめる学生の大多数が参加しています。企業の採用担当者や若手卒業生などの講演を通じ、「就職活動において大切なこと」をつかむ場として開催しています。

就職総合ガイダンス

入社上位企業45社(2022年度卒業生)

順位 企業名 人数
1 楽天グループ 25
1 大和証券 25
3 EYストラテジー・アンド・コンサルティング 15
4 東京都 13
4 明治安田生命保険 13
6 アクセンチュア 12
6 あずさ監査法人 12
8 三井住友信託銀行 11
9 PwCコンサルティング 10
10 博報堂 9
10 エヌ・ティ・ティ・データ 9
10 みずほフィナンシャルグループ 9
10 三井住友銀行 9
14 日本製鉄 7
14 野村證券 7
14 富士通 7
14 国際協力銀行 7
14 住友化学 7
14 三菱UFJ銀行 7
20 三菱UFJ信託銀行 6
20 デロイトトーマツコンサルティング 6
20 三菱地所 6
20 アビームコンサルティング 6
20 東京海上日動火災保険 6
25 シンプレクス・ホールディングス 5
25 PwCあらた監査法人 5
25 住友商事 5
25 SMBC日興証券 5
25 デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー 5
25 味の素 5
31 JERA 4
31 丸紅 4
31 農林中央金庫 4
31 KDDI 4
31 日本生命保険 4
31 伊藤忠商事 4
31 日本放送協会 4
31 ベイカレント・コンサルティング 4
31 リクルート 4
31 日本航空 4
31 日本政策投資銀行 4
31 PwCアドバイザリー 4
31 KPMG税理士法人 4
31 日本銀行 4
31 三菱商事 4

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