一橋から海外へ

百聞は一見に如かず

『大学案内2021』より

岡本 祥平

商学部4年 岡本 祥平

2018年9月~2019年6月
オレゴン大学(アメリカ)

2019年10月撮影

百聞は一見に如かず、ということわざをご存知ですか。私は留学生活を送る中で、この言葉を何度も思い出しました。私の留学先は、アメリカのオレゴン州にあるオレゴン大学でした。おそらく、アメリカという国は、日本人の多くがステレオタイプを持っている国ではないでしょうか。私たちは、日々の生活の中で、アメリカから発信される製品やサービスに多くふれ、自然と各人の“アメリカ像“を形成しているように思われます。私もこの例にもれず、アメリカ合衆国に対して、資本主義、個人主義、人種のるつぼ等の印象を抱いていました。これらの印象が大きく間違っているとは言いませんが、これらの印象を単なる単語としてのみ把握するのと、経験を通して上記の意味するものが自分の理解とどのように異なるのかを知ることには大きな乖離があります。自分が生まれ育った社会と異なる常識をもち、それらを当たり前のことだと認識している人々と接するなかでは、常に自分自身、ひいては自分が生まれ育った社会・文化と“彼ら“と“彼ら“の社会・文化の相違点を考えることになり、自分の価値観とはそぐわない物事に対する受け取り方に変化をもたらします。帰国してからの日本の生活は以前とはそれほど変わりませんが、この価値観の変化が私の物事のとらえ方を変え、さらには日々の過ごし方にも影響を与えていることを感じます。こうした変化を日々味わいながら、今後も歩んでいきたいです。

新しい出会いと気づき

『大学案内2021』より

喜多 智世

社会学部4年 喜多 智世

2018年9月~2019年5月
香港中文大学(中国)

2019年10月撮影

「大学では海外留学をしたい!そのために留学制度の充実している大学に進学したい!」そんな思いで一橋大学を選びました。実際に海外留学派遣制度を利用することで、留学前の想像を上回る、素晴らしい経験をすることができました。留学先の大学では、アジアの文化や社会について学びました。はじめは英語の講義についていくことに必死で、授業内のディスカッションでうまく意見を伝えられないことが悔しかったです。予習復習のために図書館に通った日々が、今は懐かしく感じられます。次第に英語に慣れ、文化的背景や価値観の違う友人と意見を交わしたことは、私に様々な気づきを与えてくれました。
勉強面以外でも様々な友人との交流を通じて大きく視野を広げることができました。現地のルームメイトと政治や社会、お互いの将来について語り合ったことや、他国からの留学生と香港やタイ、ラオスを旅行したことは忘れがたい思い出です。私が今まで全くなかった視点で考える友人との会話は、日本や自分自身について考え直すきっかけとなりました。
高校生のときに、海外で生活してみたい、英語を使ってみたい、といった気持ちがあれば是非大切にしてください。そして一橋大学の制度を活用し、チャレンジしてみてください。世界中の優秀な友人との出会いは、大学生活をより充実したものにしてくれると思います。

海外から一橋へ

外国人留学生

一橋大学では、文部科学省国費留学生129人を含め、私費留学生、 交流学生等、合わせて49の国や地域から817人の外国人留学生が学んでいます(2020年5月1日現在)。そのうち、8割以上はアジアからの留学生で17か国・地域に及びます。交流協定校を中心に、ヨーロッパからの留学生も22か国66人となっています。外国人留学生のうち、3分の2が大学院に所属しており、人文・社会科学分野において優れた研究者を世界に輩出しています。
授業では、異文化理解を目的とした科目が開講されているほか、キャンパス内外において留学生を支援するサークルが活動しています。国際学生宿舎や国際交流会館においても、活発な国際交流がみられます。また、卒業留学生は、金融、商社、メーカー等多様な有力企業に就職しており、高く評価されています。

新しい世界との出会い

『大学案内2021』より

イ スンユン

社会学部4年 イ スンユン

韓国

2019年10月撮影

留学する前は複雑な気持ちになります。お馴染みの環境から離れることによる不安と新しいスタートという期待などが混ざります。きっとこの先は楽しいことも辛いこともいっぱいあると思います。4年間留学及び大学生活を過ごして私は、自分が結構変わったことに気付きました。しかし良い方への変化だったと思います。そしてその変化のきっかけは大学にあると思います。一橋大学には学部に関わらず自由に授業を選択できる制度があります。また、PACEやゼミなど少人数制の授業が様々あり、その他にもHGP科目で多くの交換留学生と一緒に受ける授業もあります。その他にも自分の意見を言ったり他人の意見を聞いたりすることが多い授業が沢山あります。また、一橋を含め4大学の学生達が住む国際寮があり、大学以外にも様々なバックグランドを持つ人々と会う機会に恵まれています。人は自分の考えを伝えたり他人の考えを聞き、ぶつかり合い、受け入れることを通じて物事をみる視野を広げ自分の世界を積み上げていくと思います。自分を発し、他人の世界を理解し受け入れることで人として成熟し成長して行くのです。そして一橋はその成長を支えてくれる味方だと思います。皆さんも一橋に入って、様々な新しい世界と出会い、自分の世界を広げ成長して行く自分を見つけてください。

国境を越えた居場所

『大学案内2022』より

ラム ジョシュア リーニュージーランド

社会学部3年 ラム ジョシュア リー

ニュージーランド

2020年11月撮影

一橋大学に入学する前は不安な気持ちでいっぱいでした。「日本」という未知な世界に足を踏み入れた自分がたくさんの悩みを抱えていました。大学生活はどうなるか、そして留学期間を有意義に過ごせるかが心配でなりませんでした。
しかし、ほかの新入生とオリエンテーションに参加したときから、感じていた悩みが徐々に解消されていきました。一橋大学では、幅広い分野の授業が履修でき、自分に一番合った教育の道を切り開くことができます。それだけではなく、一橋大学には少人数制の授業が多くあり、様々なバックグラウンドを持つ人と深い絆を築き上げるこができます。
勉強以外にも、部活や課外活動団体での経験などを通して気が合う人と接触する機会が山ほどあるでしょう。元の価値観と一橋大学で得られた価値観が混ざり、社会の中に生きる人間としての成長が促されたように思います。大学でのかけがえのない経験を通じて、物事を多角的に見る力が身につき、今までは理解さえできなかった発想を自ら働かせるようになりました。
皆さん、人生の新しいに段階に入ることに対して不安を感じているでしょう。しかし心配はいりません。きっと一橋に皆さんの居場所が見つけられます。

Hitotsubashi University Global Education Program (HGP)

Hitotsubashi University Global Education Program (HGP)は、一橋大学における教育の国際化とグローバル人材の育成をけん引するプログラムであり、日本人学生と留学生が社会科学分野を主とした学際的な科目をともに学ぶ場となっています。HGPは学部を問わず、一橋大学のすべての学生を対象としており、授業は英語で行われています。
HGPの授業は、各国の学生交流協定校からの交換留学生をはじめとする多くの外国人留学生が受講しており、日本にいながらにして、国際的な視野と感覚を身につけられる特徴的なプログラムです。また、HGPの教授陣は、多様な出身国と国際経験を持つ教員によって構成されているだけでなく、各界の第一線で活躍している方も多いことから、より実践的な授業内容を含んでいます。国際交流に興味がある、海外留学をしてみたい、実践的な英語力を身につけたい、といった学生に特に有益な授業科目が提供されています。
HGPの主たる科目は、英語で授業が行われる日本事情関係科目群及び社会科学分野の専門科目群によって構成されています。詳細については、HGPのウェブサイトをご参照ください。

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