一橋から海外へ

海外派遣留学生―自分だけの留学経験

今井 克哉

経済学部4年 今井 克哉

2016年2月~2016年6月
ボッコーニ大学(イタリア)

2017年10月撮影

私はイタリアのボッコーニ大学に半年間留学しました。この半年間は未知との遭遇の連続で、留学する前に想像していた以上の経験をさせて頂きました。グループワークやディスカッション形式の授業で現地の学生と国際的なビジネスを学んだり、模擬国連のイベントに参加して世界中から集まった志の高い学生達と国際問題に関して議論し合ったり、現地ミラノの日本人コミュニティに参加して現地で働いている方々と交流したり、文化背景の異なる北欧人、南米人と共にシェアハウスで衣食住を共にしたり、どれもが衝撃的な経験です。語学力や異文化適応能力とかがつくのはもちろんのこと、これらの経験をする中で自分の内面に変化が起きていることを実感しました。異文化に一人で飛び込み、多様な文化・価値観に触れる中で、自分との対話が増え、自分がこんなにも自分のことを知っているのかということを実感しました。日本という同質的な環境にいると見えてこない自分の特徴が、異文化の中では浮き出てくるのです。今振り返ると、留学とは「留まって学ぶ」ことだと思います。日本とは異なる地に生活の根を下ろしそこに留まって、語学や学問、そして自分自身について学ぶ、これが私の経験した留学です。
もちろん、人それぞれ留学の意味は異なります。これは留学後に多くの留学経験者と交流する中で非常に実感しています。100人いれば、100通りの留学があります。一橋大学には留学制度が充実しています。是非、この環境を120%活用して自分だけの留学経験をしてみてください。

海外派遣留学生―ベトナム留学という選択

須永 愛代

社会学部4年 須永 愛代

2016年8月~2017年6月
ハノイ貿易大学(ベトナム)

2017年10月撮影

経済成長真っ只中の熱気あふれる新興国を肌で感じてみたいという思いから、自分の将来も見すえて、日本との関係が今後さらに深まるといわれるベトナムへの留学を決めました。留学中は、慣れないベトナム語に苦労しながらも、ホームステイをするなど、積極的にベトナム人コミュニティに参加し、ベトナムを知ることに終始しました。
留学先のハノイ貿易大学(代表的な名門校のひとつ)では、何か新しいものに触れたいと思い敢えて自分の専門分野と異なるマーケティングやマネジメントの授業を受講しました。現地には「起業してベトナムの経済発展に貢献したい」という学生が多く、大きな目標を掲げて学びに妥協しない彼らの姿勢から、私も大きな刺激を受けました。日常生活ではカフェで遅くまで友人と日越関係や自分たちの将来について語り合いました。留学中はインターンシップとして日系メーカーのベトナム進出を手伝う仕事もしました。稼働中の現場の工場ラインにも足を運び、日越企業の経済的繋がりを目の当たりにしました。
人との出会いをはじめベトナムでの様々な経験は、貴重な私の財産です。自分自身の成長を感じるとともに、将来の方向性を考える上でも新たな視点を与えてもらいました。
一橋大学の留学制度は派遣先大学の数も含めて年々その充実度を増しています。一橋大学入学後には、自分の興味関心に素直になれるこの環境を生かして、ぜひ留学をしてみてください。たった一度きりの人生です。留学が皆さんにとって実りある時間となりますように心から願っています。

海外から一橋へ

外国人留学生

一橋大学では、文部科学省国費留学生127人を含め、私費留学生、交流学生等、合わせて53の国や地域から875人の外国人留学生が学んでいます(2018年5月1日現在)。そのうち、8割以上はアジアからの留学生で16か国・地域に及びます。交流協定校を中心に、ヨーロッパからの留学生も26か国76人となっています。外国人留学生のうち、3分の2が大学院に所属しており、人文・社会科学分野において優れた研究者を世界に輩出しています。
授業では、異文化理解を目的とした科目が開講されているほか、キャンパス内外において留学生を支援するサークルが活動しています。国際学生宿舎や国際交流会館においても、活発な国際交流がみられます。また、卒業留学生は、金融、商社、メーカー等多様な有力企業に就職しており、高く評価されています。

外国人留学生―本当の自分を見つけて

バエフ トドル トドロフ

商学部3年 バエフ トドル トドロフ

ブルガリア

2017年10月撮影

日本に限らず、大学時代というのは社会に出る前に本当の自分を見つけ出すためのモラトリアム期間だと思います。自分の優れているところをどのように発揮できるか。ダメなところをを是正しようとするか、それとも受け入れるか。このような自己分析は就活のためではなく、激変しつつある社会の中に自らのアイデンティティを崩されてしまわないためにするのです。来日して初めて当たり前だと思っていたそれはいかに大切なことであるかを痛感しました。留学をしなければ得られなかったであろう感動・出会い・学びを通じて、私はどこに行っても一貫性を保てる、納得できる自分を見つけ出すことができたので、深く感謝しています。受験生の皆さんは、もし一橋生になればアメリカでもヨーロッパでもアジアでもいいのでぜひとも勇気を出して留学してみてください。海外を見て、新しい環境に対応しようと一生懸命頑張っている自分でも知らない本当の自分を見つけてください。

Hitotsubashi University Global Education Program (HGP)

Hitotsubashi University Global Education Program (HGP)は、一橋大学における教育の国際化とグローバル人材の育成をけん引するプログラムであり、日本人学生と留学生が社会科学分野を主とした学際的な科目をともに学ぶ場となっています。HGPは学部を問わず、一橋大学のすべての学生を対象としており、授業は英語で行われています。
HGPの授業は、各国の学生交流協定校からの交換留学生をはじめとする多くの外国人留学生が受講しており、日本にいながらにして、国際的な視野と感覚を身につけられる特徴的なプログラムです。また、HGPの教授陣は、多様な出身国と国際経験を持つ教員によって構成されているだけでなく、各界の第一線で活躍している方も多いことから、より実践的な授業内容を含んでいます。国際交流に興味がある、海外留学をしてみたい、実践的な英語力を身につけたい、といった学生に特に有益な授業科目が提供されています。
HGPの主たる科目は、英語で授業が行われる日本事情関係科目群及び社会科学分野の専門科目群によって構成されています。詳細については、HGPのウェブサイトをご参照ください。

STUDY ABROAD

留学制度